目標:最高の世界一周一人旅

1年間の旅が無事終了しました。

ウルグアイに行くのを止めました。


アルゼンチンのブエノスアイレスにいる間に日帰りでウルグアイに行こうと思っていましたが止めました。


ブエノスアイレスからウルグアイにはフェリーで1時間ほどで行けるみたいで、料金は8千円ぐらいとネットに書いてあった気がしますが、料金は変わっていると思います。


ウルグアイに行くのを止めた理由は、前回書いた航空券のミスが決め手になりました。


経緯を書きますが、説明が下手くそで伝わらない場合はすみません。


パラグアイにいる時にブエノスアイレスからチリのサンティアゴへの航空券をスカイスキャナーで調べて1万4千円で購入しました。その時にある代理店?を使って航空券を購入したのですが予約の確定した後に来るはずのメールが来ない。


ちゃんとした大人なら予約のメールがなければ問い合わせるのが当たり前だと思うのですが僕はダラシナイ大人なので何もしませんでした。
言い訳は航空券を予約した日から出発までの時間が3日ぐらいしかありませんでした。
また航空券の予約が出来ていなかったらいいなと淡い期待をしていたため連絡もしませんでしたが、数日後にネットでカード明細を確認するとしっかり支払いされてました。


最大の理由はあと少しで日本に帰るのでお金の使い方が凄くだらしなくなってます。



僕の場合ですがミスが多いので損した額は計算してないですが、ざっくりと10万円ぐらいは無駄なお金を使ったと思います。


この無駄という意味はチケットの手配ミスや宿に前払い予約したのに泊まれなかったとか僕にとって全くプラスにならなかった金額が10万ぐらいかな~という意味です。
細かく考えたらまだまだ必要なかったお金はある気がします。




この話はここまでにして、結局ブエノスアイレスからチリのサンティアゴにバスで移動したのでその移動の内容を簡単に書きます。


まずブエノスアイレスのターミナルへ!

この辺りは少し治安が悪いらしい。

この会社のチケット購入。たしか値段8千円ぐらい。手振れがひどい。



バスを待ちます。



出発。約20時間かかりました。



写真をほとんど撮っていなかったので、移動の内容はあまり覚えていません。



写真を撮るのがめんどくさいことがありますが、やっぱり無理してでもたくさん撮った方がいいなと思いました。でないと記憶力のない僕はずぐに忘れてしましう。



あと少しで日本帰ります。







いっちょやってみっか!!

ブエノスアイレスの目的は動物園。

前回の更新から時間が空いてしまいましたが、理由はネットの電波の状況が悪く。
何回か挑戦したのですが、やっと今の宿で更新ができそうです。


ウユニ塩湖に行った後から、僕の旅の残り時間が少ない為、弾丸で旅してます。


ブエノスアイレスの観光は世界一危険と言われているルハン動物園と世界で2番目に美しい本屋さんに行きました。


まずルハン動物園を目指しました。
いつものようにネットに載っているバスでの行き方を下調べ。


ルハン動物園行きのバスが出ている近くのプラザ・イタリア駅にバスで行きました。
そして駅に近づいたのをGPSで確認して降車。
料金はICカードで払っていたので値段は覚えていません。


ブエノスアイレスではSUBEというICカードがないとバスや地下鉄に乗れません。


このカードです。現地の人に聞いて店で購入。たしか130ペソぐらいした。


プラザ・イタリアからルハン動物園行きのバス停まで5分ほど歩き到着。
57番のバスで行けるそうですが、57番と書いていても行かないバスもあるらしい。
なのでバスの運転手に一応確認して乗りました。


このバスに乗りました。


そして1時間ほど乗ってルハン動物園の近くに来たので降車。出発してから結構北に行くので少し心配になりました。毎回バスは不安になります。



入場ゲートに行きチケット販売のお姉さんが近づいてきて、チケットが900ペソと言われました。


『・・・900ペソ・・・』・・・この時の僕の所持金は850ペソ。


少し足りませんでした。
ネットで見たときには500ペソと書いてあったので、たぶん足りるだろうと思っていましたが、こんなに値段が変わっているとは知りませんでした。


アルゼンチンの経済は不安定で経済破綻や危機がよくあるらしい。
なのでネットに500ペソと書いてあったのですが、この時の日本円での換算は3500円ほどで僕の時の900ペソは約3000円ぐらいです。
レートの変動が激しいらしく、お店で商品の値札も貼ってないことがよくあるらしい。


この動物園の近くには、たぶんATMなどはない。
そして僕はせっかく来て動物園に入場せずに帰るのは、さすがにキツイので全財産がこれだけです。みたいな雰囲気を出したら呆れ顔で全財産の850ペソで入れてもらえました。
この時に一文無しになりました。


チケットを買った時に貰ったMAPを見て目的の場所へ。


世界で一番危険な動物園の理由はこれです。

これは僕が撮った写真です。目の前にはガラスも柵もありません。

ここではライオンやトラやクマに触れることができます。
これが理由で世界一危険な動物園と言われているらしい。


トラは子供のトラしか触れませんでした。
どの動物も飼育員の方が写真を撮ってくるので、一人で来ても大丈夫です。

クマは触れませんでした。

こいつも触れます。大人のライオンより子供のライオンの方がこの動物園では危険な気がしました。大人のライオンはめちゃくちゃおとなしかったので怖さはほぼゼロでした。
触る場合にチップを払えばミルクをあげたりできますが、僕は無一文なので拒否。


ヤギやラクダもいます。他にも鳥や爬虫類もいた気がします。


2時間ほど堪能して帰るためにバス停で待ってるとすぐにバスが来たのですが、乗り込んでSUBEのカードをかざしてもエラー音みたいなのが鳴りました。


バスの運転手がスペイン語で何かを言ってるのですが、相変わらずリスニングはほぼゼロなのでわかりません。僕は朝にSUBEに200ペソをチャージしたので足りないはずはないと思い込んでいました。ネットには2017年で片道50ペソぐらいと書いていたので足りると思っていたのですが、まさかの・・・片道138ペソだったかな!?


なので足りないみたいでした。でも僕は無一文なのでどうやってセントロに帰ればいいのかわからないので、2回目に来たバスに乗り少し粘ってみると読み込みの機械の設定を変えてくれたみたいで何とかセントロの街まで帰ってきました。


どうやらSUBEのカードはマイナスにもなるらしい。なので借金みたいになります。


とりあえず街に戻って来たので帰りに世界で2番目に美しい本屋に行ってみました。


ずっと歩いてきたので疲れました。外観はちょっと奇麗な建物なぐらいで、ボーっとしてると通り過ぎてしまいそうになります。


中はこんな感じです。

確かに奇麗でした。昔は劇場として使われていたみたいです。


本をこんなオシャレにしてます。でも逆に売れなそうな置き方な気がする。


思ったよりは狭い空間だと思いました。




そして落ち込むことがありました。


僕はイースター島に行くために、ブエノスアイレスからチリのサンティアゴまで行くのに時間がないかもしれないと思っていたので、飛行機の航空券をネットで予約したのですが、なぜか予約した後のメールが来ず時間もないので問い合わせもできず1万4千円の航空チケットを無駄にしてチリのサンティアゴにバスで行きました。


思い返せば、なぜ航空券を予約したのか!
その時は少し凹みましたが心が強くなったのか、もう日本に帰るからなのか翌日にはあまり気にならなくなりました。それとも別の理由なのか・・・。


移動のことなどはまた次回に書きます。







いっちょやってみっか!!

パラグアイの日本人居住区からブエノスアイレスへ。


僕はパラグアイの日本人居住区にあるペンション園田に泊まっていました。


翌日にアルゼンチンに向かおうと思っていた所、ペンション園田の園田さんが明日の朝に日本人居住区の資料館のガイドをするから君来るかと言われたので、行くことにしました。園田さんは資料館の管理もされています。


翌日の朝にめっちゃ早く起き資料館へ。
ペンション園田から歩いて10分ぐらいの所です。


ちなみに入場料も園田さんのガイドも無料です。

僕は歴史の知識はほとんどないですが、戦後の日本人が南米へ移住したことは何となく知っていました。


戦後の日本の政策なのか、楽園の南米の地で農業を好きなだけできると言われ片道切符で南米に行った日本人がいます。なのでブラジルなどの南米に多くの日系2世や3世がいるのはそういった歴史があるからです。


ですが、日本政府が楽園と言っていた南米は行ってみるとジャングルだったそうです。
原始時代だと園田さんは言ってました。ちなみに園田さんは11歳の時に来たそうです。


ほとんどゼロの状態から今の日本人居住区になってるかと思うと壮絶な苦労があったのだと思います。


写真の他にもたくさんの展示物があります。


戦後の南米の移住の話を聞けるのは、もしかしたらこの場所しかないかもしれません。
ペンション園田は宿としても、僕は最高の場所でした。


もし詳しく知りたい方はネットを調べてみてください。
ちなみに園田さんは移住してよかったとおっしゃってました。


余談ですがテレビで見たのですが、北朝鮮への移住された方もいるみたいです。北朝鮮の国の事も昔は知られていなく楽園だと言われ行ってみると強制労働の日々が待っていたみたいです。とても壮絶な話でした。




そして園田さんの話を聞いて、宿に戻り昼頃にペンション園田を出発しました。


シウダーデルエステのバスターミナルへ。10000グアラニー。

シウダーデルエステのバスターミナルに到着。
カードが使えるバス会社を探し、約8000円のバス会社でチケットを購入しました。


移動中の窓からの景色。パラグアイはホントにのどかな所でした。


夜にイミグレを通過。この場所のイミグレはちゃんとしてます。


ブエノスアイレスのバスターミナルに到着。約18時間の道のりでした。


バスで僕の近くに座っていた、たぶんパラグアイ人のおっちゃんが丁寧に市内へ行くバス乗り場まで教えてくれて一緒に行きました。


パラグアイの人はよくポットを持ち歩いています。

そのおっちゃんのポット。日本のコンビニのレジの横にあるでっかいやつ。
これを持ち歩いてパラグアイの人はよくマテ茶を飲んでいます。


僕も飲ませてもらったのですが、中には水が入ってました。お湯ではなかった。


イグアスの滝でも、ずぶ濡れポイントでこのポットを持って観光してる人がいたので、めっちゃかわいかったです。たぶんパラグアイの人だけだと思います。
他の国で見たことがないので。




話は変わりますが・・・


僕の旅は残り半月ぐらいで終了になります。正直ここまで長かったです。


日本を出発する前は1年はあっという間に終わるんだろうなと思っていましたが、全然そんなことはなかったです。


ですが、旅の終了が近づくにつれて時間が短く感じてきました。


もっと時間が欲しいよう・・・な欲しくないような。


ま~お金も、もうあまりないので期間を延ばすのは無理ですけどね。
僕は旅の資金は約130万です。これは世界一周航空券+準備費用+旅の費用=130万。


まだ残金は全然ありますが、色んな決断をした結果・・・足ります。


僕とまったく同じ事をした場合、お金の失敗がなければもっと少なくてできます。
しかも僕は西欧に1ヶ月やロサンゼルスに2ヶ月など物価の高い地域に長くいたので、この選択を違う地域で考えればもっと安くできます。




ずっと書こうと思って忘れてたことがあります。(もしかしたら書いたかもしれないけど)


世界一周=凄い、という考えを持っているなら捨てた方がいいと思います。
中には別に凄いと思ってない人がいるかもしれないですけど。


僕は世界一周という響きだけで凄いと思っていましたが、実際自分がやってみて世界一周という言葉には何もありません。結論を言うと中身を聞いてから凄いかどうかの判断をした方がいいと思います。


僕も世界一周と言ってますが、インドやアフリカのほどんどを行っていません。
でも僕は今現在も世界一周だと言っています。



これは以前にブログに書きましたが、
世界一周とは自分のお金で本人が世界一周したと言えば


どこの国・何か国・ルート・期間・予算・何をしようとも、世界一周だと思います。
誰も批判できないものだと、僕はそう思っています。(自分を正当化する意味も有)


なので世界一周の響きに騙されず内容に耳を傾けることが必要だと思いました。



世界一周という響きについての考えは、書けれたら書きます。
長距離の移動中に色んな事を考えるのですが、メモなど何もしていないので、すぐに忘れてしまいます。いつか書けたら書きます。






いっちょやってみっか!!