マチュピチュ村に到着!
僕はマチュピチュで心配することは高山病だけだと思っていました。
正直マチュピチュ村までの道のりを舐めてました。
僕も旅をして約10ヶ月が経ったので、前回書いた記事のルートは余裕だと思っていましたが・・・。
今までで一番、冒険感があった移動だった気がします。つまり大変でした。
この日の出来事を書くだけでも3日ぐらい欲しいですが、なるべく簡略して書きます。
たぶん最長の記事になると思います!!!!
まず朝6時に起きて、バックパックは宿に置かせていただきサブバックに必要なモノを入れ6時45分に宿をでました。そして集合場所のマックの前へ!
たくさんの外人が集まって来て、それぞれ名前を呼ばれ10人乗り程のバンが何台も来てそれぞれ乗り込みました。日本人いるだろうと期待したのですが、0人でした。
最初の2時間ぐらいは景色が素晴らしかったです。たまに落石があったぐらい。
景色はずっと最高に良いです。ずっと外を見てました。
ちなみに落石の箇所はバンが目的地に着くまで10ヵ所以上ありました。
凄いデカい石もありました。50cmぐらいのが。マジで不安が凄かったです。
休憩場所です。景色は最高です。
一瞬寝てしまい、起きると
真っ白でした。雲か霧なのかわからないですが、ちょっとびっくりしました。
生で見れば、この写真の50倍以上キレイだと思います。窓ガラス越しです。
休憩所から順調に1時間ほど走ると、車の渋滞が・・・怪しい雰囲気でした。
土砂崩れでした。僕たちのドライバーは売り子と何か話すと、アクセルを踏んで反対車線を走り抜け先頭に行きました。
こんな状態で両車線は完全に塞がれていましたが、車道の横の茂みの中を通る作戦らしく乗客は全員バンを降りました。そして土砂で塞がれた道を歩いて渡るとそこには僕たちの乗っていたバンがあり、早く乗れとドライバーに急かされ出発。
このドライバーかっこええと思いました。
トラブルがあった時でも瞬時に判断して、無理やりでも打開策を生み出す事ができる人はかっこいいです。僕は小心者なので、こんな風に生きれる人が羨ましいです。
一番の山場を越えたので後は大丈夫だろうと思っていたところ・・・すぐに
もっとヤバそうな雰囲気。
完璧に終了のご様子。
なんだこの光景は??????????!!!!!!!!!!!!????嘘だろーーーーーーーーーーー。
この光景を見た一般的な日本人の考えなら、クスコに引き返すか復旧するまでバンで長時間過ごすかという選択肢だと思います。僕も思っていました。
ニュースで日本の復旧作業は凄いと世界で騒がれていたのを見たことがあります。
ですがここはペルーです。
結果を言うと・・・・・・・・たったの30分で反対側に行けました。
ペルー凄すぎる。日本の技術が凄いと騒がれていますが、全然世界の方が凄いです。
これが復旧作業の様子です。
このブルドーザーで通れる道を作る。そして車が行く。
川の真ん中でトラックが立ち往生する。これが現実です。
このトラックを助けるのに日本人なら、たぶん牽引とかを考えると思いますが、ここではさっきのブルドーザーがトラックの後ろから直接押すという方法でした。
僕の乗ってるバンの外人達も無言でこの様子を見ていました。無事トラックは通過。
そしてこのトラックの2台後が僕らの番です。心の中でマジでと何十回も唱えました。
そして川の中を普通のバンで渡りました。怖すぎる。
そこからほとんど舗装されてない道を走ること3時間ぐらい。
目的地のハイドロエレクトリカに到着。
晴れていたのに、到着すると雨が大量に降ってきました。
この時はもう16時でした。
そしてここから10キロ歩く通称スタンドバイミーコース。約2時間かかるそうです。
この小屋の左の道を入って行きます。
スタンドバイミーの映画をあまり覚えてないですが、このコースの名前のイメージで挑戦すると痛い目みると思います。めちゃくちゃ大変でした。
よくわからないまま進み急斜面を上がると
駅に出ます。この青い列車に乗ればマチュピチュ村へ行けますが、少し値段がします。
僕はお金が少ないので、この線路沿いを歩いてマチュピチュ村に行きます。
ここで雨がやんできて暑くなってきたので、せっかく来たレインコートを脱ぎました。
こんな橋をいくつか渡ります。
ここで気をつけるのはもちろん
列車です。そして歩くところはまったく舗装されていないので歩きずらい。
写真におばちゃんが写っていますが、マチュピチュ村に無事に辿り着いたか心配です。
体力に自信がある人が挑戦したほうがいいです。
疲れたからと言って途中で列車に乗ることもできないです。
いつかは舗装がされるか歩いていけなくなるか、今はこんな状況です。
でも一番怖いのは列車でも地面でもなく
川です。
線路はずっと川沿いにあります。
僕が歩き初めて30分経つと雨がめっちゃ降ってきました。
レインコートを着なおして出発。川は濁流です。落ちたら100%死にます。
何ヵ所か線路の枕木を歩く場所があります。めちゃ怖い。
この時期は雨季なので雨が降ったり止んだりが激しいです。
とにかく、黙々と歩き進み
この看板が見えたらあと少しです。
マチュピチュ村が見えてきました。もの凄く小さな村です。
街はめちゃくちゃ観光地です。アミューズメント施設みたいです。
夜は音楽もガンガン鳴ってたりして、少し残念な感じがしました。
宿もドミトリーで1000円ぐらいします。僕は800円ぐらいの宿にいます。
とにかくすべて高いです。今後はもっと高くなると思います。
これが安くマチュピチュ村まで行く方法です。
お金を出せば楽に行く方法はあるので心配はいりません。
この記事を書くのに途中パソコンが固まったりして4時間ぐらいかかりました。
かなり疲れました。毎日更新してる人はホントに凄いです。
明日マチュピチュに行きます。ワイナピチュも登ります。
いっちょやってみっか!!
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